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勢いづく共和党、大統領のお膝元でも上下両院の議席を確保?

(2022年4月26日)
 合衆国議会・上下両院の共和党は、11月の中間選挙で予測される共和党優勢の波が、2020年選挙でバイデン候補を支持した民主党の基盤までも飲み込む、と鼻息が荒い。
 その強気ムードを後押しするように、水曜日、二つの著名な選挙予想機関が、合衆国議会の16議席をめぐる選挙レースを共和党優勢に変更した。 →続き

米共和党議員が各地でLGBT教育制限法案を提出

(2022年4月25日)
 全米の共和党主導の州議会は、フロリダ州が制定した「教育における親の権利法」に倣い、独自の法案を提出している。LGBT(性的少数者)活動家や左派の反対派はこれを「ゲイと言ってはならない」法と揶揄(やゆ)している。
 共和党の議員たちは、ジョージア、オハイオ、ルイジアナ、アリゾナ、インディアナ、オクラホマ、カンザス、テネシーの各州で同様の法案を提出。さらに多くの議員がこれに続くと宣言している。 →続き

ウクライナ経由のロシア産燃料輸出、依然止まらず

(2022年4月24日)
 ロシアによる侵攻から2カ月近くがたち、ウクライナは、依然としてロシア原油に依存する西欧のために奮闘している。
 西側各国はロシアへのエネルギー依存を絶とうとしているが、ウクライナは依然、国内のパイプライン網を通じて欧州連合(EU)へのロシアの天然ガスの3分の1近くを供給しており、自国を危険にさらしながら、国内の設備を維持し、敵国経済を支援する結果となっている。 →続き

米韓への圧力強める北朝鮮 核実験の再開間近か

(2022年4月23日)
 米国の安全保障専門家らは、北朝鮮が、発足から1年以上たったバイデン米政権への圧力をさらに強化しており、早ければ来週にも核実験を行うとの見方を示した。
 元国防情報局(DIA)分析官で、テキサス州のアンジェロ州立大学政治科学教授のブルース・ベクトル氏は、北朝鮮がミサイルの発射実験を相次いで実施していることについてワシントン・タイムズとのインタビューで、「米国と韓国から何らかの動きを引き出そうとしている」と分析。その上で、現状は、トランプ前政権の初期に弾道ミサイルの試射、6回目の核実験を実施した時期と似ており、「次は間違いなく核実験だ」と述べた。 →続き

気候変動補佐官が辞任か ホワイトハウスは否定

(2022年4月22日)
 民主党が、党内の中道派議員の反対もあって野心的な気候変動対策を通過させることができないため、バイデン大統領の気候変動担当補佐官、ジーナ・マッカーシー氏が、早ければ来月にもホワイトハウスの職務を離れると伝えられている。
 バイデン氏と民主党は、化石燃料の使用を減らすための最近の歳出法案で180億ドルを獲得するなど、環境政策でわずかな勝利を収めたものの、民主党のマンチン(ウェストバージニア州)、シネマ(アリゾナ州)両上院議員が、5500億ドルという当初の気候変動対策案に反対したことで、党内に不満が募っている。 →続き