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米英首脳、パンデミックと気候変動への対応を誓う

(2021年6月18日)
 初の外遊として英国を訪問したバイデン米大統領は10日、ボリス・ジョンソン首相に気候変動に対して積極的な行動を取ることを約束し、G7サミットに向け、5億回分の新型コロナウイルスワクチンを提供することで、米外交に自らの足跡を残し始めた。
 バイデン氏とジョンソン氏は、80年の歴史を持つ両国間の大西洋憲章の改定に署名し、パンデミックやサイバー攻撃、地球温暖化問題などの脅威へ対処する互いの決意を新たにする必要があるとした。 →続き

虚偽拡散にフェイスブックとファウチ博士共謀

(2021年6月16日)
 ANALYSIS/OPINION:混じり気の無い事実は手に入れにくい。そして、自尊心が過剰な個人だけが、真理省(ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に描かれた架空の言葉)に職を求める。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏と、免疫学のアンソニー・ファウチ博士は、無謀にも、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)についての公式の言葉を作るためにチームを組んだ時に、その役割を引き受けた。→続き

同盟修復に向かうバイデン欧州ツアーのタスクリスト

(2021年6月15日)
 バイデン大統領は水曜日、就任以来初めてとなる外遊に出発した。
 大西洋の向こう側の国々との関係修復、コロナ感染症克服のためのワクチン戦略、経済と民主主義の先進諸国が結束してロシアや中国からの地政学上の挑発を克服し、サイバー空間で高まる脅威に対処することなどが期待されている。 →続き

ハリス副大統領の移民対策は逆効果か

(2021年6月14日)
 カマラ・ハリス副大統領は、国境の問題をめぐって初めての外交に乗り出す。中米に向かい、国家建設に40億㌦の提供を約束し、国民が自国で暮らせるよう状況の改善を求める予定だ。この戦略は以前にも試みられたが、アナリストらは、容易ではなく、短期的には、逆に米国に来る人々が増加することもありうると指摘する。→続き