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ブティジェッジ氏、ハリス副大統領を称賛 大統領選出馬の憶測も

(2021年12月9日)
 カマラ・ハリス副大統領は支持率の低迷、スタッフの大幅な入れ替えに苦しみ、ピート・ブティジェッジ運輸長官はハリス氏に取って代わる民主党の次期大統領候補との憶測が高まっている。にもかかわらず、ハリス氏は、ブティジェッジ氏とノースカロライナ州を訪問した際、依然として他の閣僚よりも上位にいることをまざまざと見せつけた。→続き

一つ一つの命を敬い米国の再生を

(2021年12月8日)
 人間の生命に対する畏敬の念が衰える時、文明は腐敗する。生命が安価な2021年ごろの米国が、それを物語っている。殺人や騒乱といった行為を互いに繰り返す市民の日常の姿は、心が冷酷になった市民の典型的な例だ。それは、また、互いに対する米国人の心を一番かたくなにしているのは――私たち人間の中でも最も罪が少なく、か弱い――胎児を殺す慣行でもある。今こそが、妊娠中絶の全面的認可を徐々に縮小し、生命への敬意を取り戻す時なのである。→続き

米大学 トランス女子の競泳新記録、競技会参加に議論

(2021年12月8日)
 米国でトランスジェンダーの女子競泳選手が、大学の競技会で記録を大幅に塗り替え、優勝を続けていることで、議論が巻き起こっている。
 この選手は、ペンシルベニア大学4年生のリア・トマスさん(22)。オハイオ州で行われた全米大学競技協会(NCAA)競技会の女子200㍍自由形で4日、大会新記録で優勝。前日には500㍍で2位に14秒余りの大差をつけ優勝した。 →続き

バイデン氏の民主主義サミットの招待リストは分裂を招いた

(2021年12月8日)
 バイデン大統領が開催する「民主主義サミット」の目的は、米国がリーダーシップを発揮し、同じ志を持つ民主主義国を団結させることにあった。
 しかし、バイデン氏が2020年の大統領選挙で公約に掲げたこのサミットは、12月9日から10日に開催されるオンラインイベントの前に裏目に出る可能性がある。世界中の評論家や報道機関は、ホワイトハウスの招待国選出に疑問を呈しており、米国の敵対勢力は、リストから外れた国々への接近を図っている。 →続き

国防長官「地域の緊張高める」中国の極超音速兵器、新たな脅威へ対応迫られる

(2021年12月6日)
 オースティン米国防長官は、中国が7、8月に極超音速兵器の試験発射を実施したことについて、「地域の緊張を高める」と懸念を表明した。中国はすでに極超音速中距離弾道ミサイル「東風17」を配備したことが伝えられており、米国は、軍備増強を進める中国の新たな脅威への対応を迫られている。→続き

医学の進歩で胎児の人間性が示されたと主張する中絶反対派

(2021年12月5日)
 米連邦最高裁のエレーナ・ケーガン判事は、1日に行われたミシシッピ州の中絶禁止法をめぐる裁判の口頭弁論で、(女性の中絶権を認めた)1973年の「ロー対ウェイド判決」以来、「状況はほとんど変わっていない」と主張した。だが、中絶反対派は、科学を挙げてこれに反論している。→続き