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中国、米との生物兵器会合を中止、高まる開発への疑惑

(2021年4月28日)
 中国が昨年、生物兵器開発の懸念をめぐる米当局者との会合を中止していたことが、兵器開発に関する合意順守をめぐる米国務省の年次報告で明らかになった。  
 会合は、新型コロナウイルスの流行を受けてオンラインで実施される予定だったが、中国側の「技術的理由」から「延期」された。技術的理由の具体的な内容は明らかにしていない。   →続き

「存続にかかわる」脅威ではない:政権と情報機関で気候変動への認識に差

(2021年4月28日)
 米政府の情報分析官らは、バイデン大統領・政権が気候変動の脅威を強く主張していることに反発、地球温暖化からの「直接」「間接」の危険というあいまいな表現を使っている。
 バイデン氏は20日、約40カ国の指導者らとオンラインで会議を開催し、21日には気候変動に焦点を絞って話し合う。ホワイトハウスは気候変動を、直ちに世界が行動し、破滅的状況を阻止すべき「危機」と位置付けている。 →続き

対バイデン政権、共和党全国委員会3月・1780万ドルの寄付額を報告

(2021年4月27日)
 共和党全国委員会(RNC)は19日、先月1800万㌦近くの資金を調達し、主要な選挙がない年の3月では最高額を記録し、第一四半期の献金額は4400万㌦となったと述べた。
 この発表は、トランプ前大統領の任期が最終的に上院選の敗北、選挙が盗まれたとの主張、国を震撼させ共和党の亀裂を露呈した1月6日の米連邦議会議事堂の襲撃事件で終わった後、共和党が支援者の好意を失ったという懸念を和らげることになった。 →続き

中国のために企業秘密盗む、コカ・コーラ元従業員を起訴

(2021年4月26日)
 米司法省は、企業秘密を盗み出し、中国に持ち出そうとしていたとして、コカ・コーラ元従業員を起訴、司法省は、被告が中国政府と中国共産党の利益のために活動していたと指摘、資金提供を受けていたことも明らかになっている。  
 起訴されたのは米国籍のシャオロン・ユー被告で、司法省の22日の発表によると、ユー被告は、2012年~17年にコカ・コーラの主任技術者として働き、盗み出した企業秘密を基に中国で起業しようとしていた。   →続き

中国、米科学者ら数百人を「買収」、知的財産の窃取が狙い

(2021年4月26日)
 米政府から研究費の支援を受けている科学者500人以上が、中国など外国政府から不正に資金提供を受けている可能性があるとして調査対象となり、調査を受けた90%以上が中国からの支援を受けていたことを、国立衛生研究所(NIH)が明らかにした。  
 NIH当局者らが22日に上院公聴会で語ったもので、米国の研究者を買収し、生物医学の発展への貢献が期待される知的財産を盗み出すために中国が大規模な取り組みを進めていることが分かっており、調査を進めているという。   →続き