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イラン原発が原因不明の緊急停止

(2021年6月25日)
 イラン・テヘラン(AP) – イラン唯一の原子力発電所が原因不明の緊急停止に陥ったと同国の国営テレビが報じた。
 国営電力会社タバニールの職員、ゴラマリ・ラフシャニメール氏は、20日に放送されたトークショーで、ブシェール原発の停止は19日に始まり、「3、4日間」続くだろうと述べたが、詳しい説明はなかったものの、停電の可能性もあると述べた。 →続き

中国の台頭が米ロ首脳会談に影響

(2021年6月25日)
 バイデン大統領のプーチン・ロシア大統領とのいちかばちかの首脳会談では主に、ロシアが関与したサイバー攻撃、選挙干渉、人権侵害、さらには世界中の安定を損ね、民主主義を弱体化させることを狙ったロシア政府の外交政策が話し合われるとみられている。
 しかし、これらの話題以外に、両国が懸念を強めていることがある。中国の核大国としての台頭だ。中国は、かつては重要視され、今では時代遅れと考えられている米ロの核兵器削減の枠組みの制約を受けていない。 →続き

米国会計検査院、バイデン政権による国境の壁建設停止措置を合法と判断

(2021年6月24日)
 米会計検査院(GAO)は15日、バイデン大統領による国境の壁建設停止措置が大統領の権限の範囲内であったとの判断を下し、それは「計画上」の遅れであり、議会の意志を阻むものではないと述べた。
 バイデン氏は昨年、「もう1フィート」の壁すら建設しないと述べたが、GAOの調査官は、大統領就任式の建設停止宣言には、同氏が法律に従うという但し書きが含まれていると述べた。 →続き

バイデン・ハリスの移民政策の失態

(2021年6月23日)
 ANALYSIS/OPINION:バイデン大統領の移民政策は、表面上は驚くほどひどいが、欺瞞(ぎまん)のようにも見える。バイデン大統領の就任後、南部国境で違法入国者が記録的な数に上ったが、それは、失敗のように見えて、実際は、意図的なもののようだ。米国民は、だまされてはいけない。  
 カマラ・ハリス副大統領は、政権の移民政策の担当者を選ぶくじで、貧乏くじを引き当てた。この気の進まない役目を引き当ててからほぼ3カ月、ハリス氏は、国境の緊急事態を見に行く算段を付けられないでいる理由を説明する新しいやり方が思い付かず、苦しんでいる。   →続き

五輪初のトランスジェンダー選手出場、「公正な競争奪う」/女性人権団体が激しく反発

(2021年6月23日)
 五輪史上初のトランスジェンダー選手の東京五輪出場が決まったことが、波紋を呼んでいる。女性の権利擁護団体からは「女性選手から安全、機会、公正な競争」を奪うものだとして激しい反発の声が上がっている。  
 この選手はニュージーランドの重量挙げ87㌔超級、ローレル・ハバード選手(43)。男性として生まれたが、35歳で性別適合手術を受け、女性重量挙げ選手として活動している。適合手術後から頭角を現し始め、国際大会でも上位を占めている。弁護士で、国際重量挙げ連盟(IWF)の技術職員マーク・ハウス氏は、スポーツニュースサイト「インサイド・ザ・ゲームズ」でハバード選手について「適合手術前は、才能はあったが世→続き

バイデン氏、海外の石炭火発への支援停止表明 米国のエネルギー産業は反発

(2021年6月22日)
 米国のエネルギー産業は、海外の石炭火力発電への公的支援を停止するというバイデン米大統領の約束を非難、民主党の「石炭戦争」の表れだと指摘している。
 全米鉱業協会(NMA)のアシュレー・バーク上級副会長は、燃料目標を設定し、石炭の価値を下げることは世界の気候問題の解決にはならないと述べた。 →続き

「気候項目なければ、取引はない!」:革新派が超党派のインフラ合意案を脅かす

(2021年6月21日)
 民主党内の革新派は、気候変動対策での野心的な要求が容れられなければ、上院で討論されている超党派インフラ整備計画を粉砕すると威嚇してきた。
 「緑のニューディール」をまとめたエド・マーキー上院議員(マサチューセッツ州、民主党)は、「我々がやりたいようにやる時が来た」と主張して、次のように述べた、 「共和党が求めている超党派合意なるものを受け入れたせいで、米国民が願っている気候変動アクションをつぶさせてはならない。」 →続き