政治


ブティジェッジ氏、ハリス副大統領を称賛 大統領選出馬の憶測も

(2021年12月9日)
 カマラ・ハリス副大統領は支持率の低迷、スタッフの大幅な入れ替えに苦しみ、ピート・ブティジェッジ運輸長官はハリス氏に取って代わる民主党の次期大統領候補との憶測が高まっている。にもかかわらず、ハリス氏は、ブティジェッジ氏とノースカロライナ州を訪問した際、依然として他の閣僚よりも上位にいることをまざまざと見せつけた。→続き

政治色強める米軍への信頼が低下

(2021年12月4日)
 米国民から強い支持を得る数少ない公的機関の一つだった軍への信頼が揺らいでいる。政治色を強めていること、アフガニスタン撤収での醜態、台頭する中国の安全保障、経済での脅威に対抗できるのかをめぐって不安が高まっていることが要因だ。
 ロナルド・レーガン財団・研究所が1日に公表した世論調査「全米国防調査」によると、軍を信頼しているという国民はわずか45%。2018年の1回目の調査から25ポイント低下した。 →続き

マッカーシー院内総務、下院議長目指すも、党内からは不満や中傷

(2021年12月3日)
 フロリダ州のマット・ゲーツ下院議員は、来年の中間選挙で下院の議席が逆転し、共和党が多数派を獲得した場合、ドナルド・トランプ前大統領を下院議長に指名することを目指している。これは、ケビン・マッカーシー下院共和党院内総務の昇格をまだ受け入れていない共和党議員グループがあることを示している。→続き

民主党議員5人がバイデン氏の通貨監督庁長官候補に反対

(2021年11月29日)
 少なくとも5人の民主党穏健派上院議員が、バイデン米大統領が指名した通貨監督庁の長官候補を支持しないとホワイトハウスに伝えたと報じられた。
 このような党内からの反対により、強力な銀行規制機関のトップにソーレ・オマロバ氏の指名が承認されることは事実上、不可能となる。 →続き

ペロシ議長下の「有害」な環境に両党から不満

(2021年11月27日)
 連邦議会議員らは、休暇シーズンを迎えているが、ナンシー・ペロシ議長のもとの下院の環境が「有害」になっていると主張し、不満を募らせている。
 民主、共和両党の議員二十数人がCNNに語ったところによると、ここ数年、議会の「礼節」が失われ、両極化が進んでいるという。そのため、ペロシ氏(民主、カリフォルニア州)が率いる下院は、一部の議員にとって耐え難いものとなっている。 →続き

当てにならない「すぐに着工できる仕事」

(2021年11月17日)
 民主党は、13人の共和党員の助けを借りて先週、1.2兆㌦のいわゆるインフラ法案を可決した。バイデン政権は、これによって、来年の春には「すぐに着工できる仕事(シャベル・レディー・ジョブズ)」(オバマ大統領が2009年3月に使った)プロジェクトによる雇用創出が可能になると約束している。→続き

拡大する米共和党の多様性、バージニア州の歴史的勝利で鮮明に

(2021年11月14日)
 米バージニア州の副知事候補ウィンサム・シアーズ氏と司法長官候補ジェイソン・ミヤレス氏による歴史的な勝利は、共和党で多様性が拡大し、自由や機会といった保守派のメッセージを伝える女性・マイノリティー(人種的少数派)候補のリクルートに成功していることを示した。→続き