政治


米共和党の選挙戦略を書き換えたバージニア州知事選の勝利

(2021年11月8日)
 2日に行われた米バージニア州知事選でのグレン・ヤンキン候補の勝利は、共和党にロードマップをもたらしている。共和党はトランプ前大統領が突出するのを避け、民主党は中間選挙で共和党の事実上の指導者であるトランプ氏と戦うという戦略の再検討を余儀なくされている。  
 ヤンキン氏の勝利は、トランプ氏が同州で敗れた昨年の大統領選から12ポイントもシフトした。これは新人政治家のヤンキン氏が自身とトランプ氏の間に一定の距離を空けることができた結果だ。   →続き

サンダース氏とマンチン氏、3.5兆ドルの歳出法案めぐって対立

(2021年10月20日)
 バイデン大統領が提出した3.5兆ドルの社会福祉と気候変動に関する法案をめぐる民主党議員の間の対立が15日、ウェストバージニア州であからさまになった。
 上院予算委員会のバーナード・サンダース委員長は、同州最大の新聞であるチャールストン・ガゼットメール紙に、法案を擁護するとともに、法案成立を阻む民主党議員を非難する論説を寄稿した。特にサンダース氏は、ウェストバージニア州の上院議員である民主党のジョー・マンチン氏がこの法案に反対していることを非難した。 →続き

ジョー・マンチンの1.5兆ドルの突然の提案を左派は受け入れられるのか

(2021年10月18日)
 1・5兆㌦を費やしても保守的な立場と見なされるのは米首都ワシントンにおいてのみだ。
 歳出案に対するジョー・マンチン上院議員の支出上限は、あらゆる支出法案の中で米国史上最大の規模となる。これはトランプ減税と同規模であり、2010年に可決されたオバマケアの推定コストの2倍であり、2003年のメディケアディケア処方薬改善・現代化法を小さく見せるものだ。 →続き

反バイデン「レッツゴー、ブランドン」-右派の間で大流行

(2021年10月15日)
 NBCの自動車レース、NASCAR(ナスカー)レポーター、ケリー・スタバスト氏が先週末、ファンが、バイデン氏非難を叫んでいたにもかかわらず、ドライバーのブランドン・ブラウンに声援を送っていると言ったことで、政治的センセーションを巻き起こしたが、スタバスト氏自身はあまり気づいていなかったようだ。→続き

教育委員会に関する司法長官の覚書に共和党が反発

(2021年10月14日)
 メリック・ガーランド司法長官の教育委員会に関する覚書に共和党員が反発していることについて、共和党のミッチ・マコネル上院院内総務も賛意を表明した。
 ケンタッキー州選出のマコネル氏は、8日にガーランド氏に送った書簡で、この覚書は誤っているとして、いくつかの点について説明を求めた。 →続き